メーホンソーン ループって知ってる?
メーホンソーン入口 |
皆でナイトマーケットに繰り出し、宿の目の前にあるバーでお酒を飲む。
すると一人が冒頭のように切り出したのだ。
そして彼の計画を理解していく。
彼の出身国ではこの「メーホンソーン ループ」というのは割と知られているようで、
タイのロンリープラネットにも記載されていた。
メーホンソーンを起点とし、そこら辺を何泊かしながらまた戻ってくる。
それがメーホンソーン ループだ。
私たちのループ
ビュースポットで会った犬たち |
なのでチェンマイ ループという名が相応しいのかもしれないが、便宜上メーホンソンで統一する。
予定は以下の通り。
チェンマイ(Chiang Mai)
↓
パーイ(Pai)
↓
メーホンソーン(Maehongson)
↓
メーチェム(Mae Chan)
↓
チェンマイ(Chiang Mai)
全て一泊ずつして、計5日かけチェンマイに戻ってくる。
それぞれの町の雰囲気も良いし、途中に素敵なスポットもたくさんある。
けれど最大の魅力は、走行中の景色だと彼は言った。
その言葉にすべてを持っていかれた。
走行中の景色。
バス等の公共交通機関では、前から後ろへ流れるそれを眺めることしかできなかった。
しかしこれは違う。
異国の景色に囲まれながら、自分の意思で進むも停まるも、戻る事さえも可能だ。
なんという贅沢か。
提案した彼のほか、私含めた3人とも行くことになった。
彼らと出会わなければ、こんな魅力的なアクティビティなんて知らないまま通過していたに違いない。
窓の外を流れるだけの景色 |
海外にいると毎日がそんな調子だ。
毎日は言い過ぎだけど、よくあること。
よくあるからこそ、日常化してしまうがそれに慣れてしまわぬよう、
最初の頃の気持ちを忘れずに旅を続けたい。
とは言っても人間、慣れてしまうと胡坐をかいてしまうもので、
初心なぞ吹き飛んでしまうこともある。
だが、それはそれで、
やはり短期の旅行では経験できない自分の変化なので良いことだと思う。
なにが言いたいのか。
旅を楽しむために大切なのは、
惰性だろうと強制だろうと、すべて自分の選択だと捉え結果を受け入れるという事。
そして受け入れたからには後悔をしない事。
「up to you(あなた次第)」も選択のうち。
見方次第で旅も人生も、形や色が変わる。
ならば少しでも良く見える方法を探すのが一番。
翌朝「Mr. Mechanic Shop No. 3」というお店で原付をレンタルし、
私たちは4泊5日のドキドキへ出発した。
Mr. Mechanic Shop No. 3の場所はチェンマイ旧市街の南東に位置している。
かなりお勧めのお店なのだが、理由は後の記事にて。
0 件のコメント:
コメントを投稿