シンガポールは綺麗な国?汚い国?

2015/07/31

アジア シンガポール

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私はシンガポールに対し『非常に綺麗な国』というイメージを持っていた。
街中にはごみ箱や喫煙所が存在しておらず、観光客からしたら面倒くさい国かもしれないとさえ思っていた。
しかし実際に訪れると誤った認識だったことに気づく。

日本から出発しシンガポールのチャンギ国際空港に到着後、タクシーでチャイナタウンの側へ向かった。予約している宿があるからだ。
タクシーを降りた後、真っ先に目に入ったのは綺麗な街並みなんかではなかった。
むしろ綺麗ではない光景。たとえば路上喫煙者だったり、道端に捨てられている空のペットボトル等のごみだったりが転がっていた。

その光景に目を疑ったと言いたいところだが、なぜだかすんなりと受け入れられた。
まぁそんなもんだよね、と。

落ち着いて考えてみれば馬鹿でもわかる。
いくら国が綺麗にしようと訴えかけたところで、実際に動くのは個人個人。
もちろんその訴えに賛同し国を汚さないよう心掛ける人もたくさんいるだろうが、その逆もまた多くいてもおかしくない。

勝手に綺麗だ清潔だというイメージを持ち、勝手に綺麗ではない清潔ではないなんて思ってしまった。
シンガポールも特別な国なんかではなく、ただ一つの国に過ぎない。
そんな事にも、実際に行くまでは気づくことができなかった私は馬鹿である。

しかし現在三か月以上アジアの様々な国や地域を見てきているが、その中では断トツに綺麗なのは間違いない。
ただ期待しすぎてしまっていただけの事。

誰かに「シンガポールは綺麗か?」と二択の質問をされたらもちろん「綺麗だ」と答える。
ただ「どのくらい?」等と程度を聞かれているのであれば「周辺国に比べれば」と答えるであろう。

もちろん本当にごみ一つ落ちていない場所や、路上喫煙者のいない場所だって存在している。
観光地化されている所とその周辺の一部なんかが、その場所にあたるように感じた。

そして断トツに綺麗だと感じたのは、やはりマリーナベイサンズ周辺だろう。
綺麗な夜景と清潔な道。
男二人で歩くには眩しすぎた。


次点で地下鉄の駅だ。
東京の地下鉄とは異なり、広々としていて清潔感に満たされていた。
利用客の差なのか、新しいからなのかはわからないが、これも綺麗だった。


まとめ。
シンガポールは想像よりは汚かった。
だけど綺麗で清潔、そんな国。

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