世界遺産の都市マラッカで見た6つのもの

2015/08/07

アジア マラッカ マレーシア

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「マラッカ海峡の歴史的都市、ムラカとジョージタウン」

世界遺産(文化遺産)として2008年に登録されている。

この旅初めての世界遺産という事実に、高まる胸の鼓動を抑えきれないまま、荷物一式背負って観光を始めた。(まだこの当時は宿に預けるという考えがなかった)


宿を出発し歩き始める。奥のピンク色の看板はインドネシア語。
「ようこそ」「歓迎します」というような意味。
今調べたばかりだから間違いないはず。


その門をくぐると足元に変化あり。今までアスファルトで舗装されていたのが、石畳に変わった。建物の様子もガラリと変わる。
このあたりからすでに、歴史的都市なのだろうか。


寄り道をしながらゆっくりと進む。


チェックアウトからおよそ10分くらいで着いたオランダ広場。半日の観光が始まる。

その前にムラカの歴史について。
西暦1400年頃、スマトラ島の王子が建国した。
西暦1511年頃、ポルトガル領となる。
西暦1642年頃、オランダ領となる。
その後イギリスの植民地になったり、日本に統治されたり、いろいろあって現在に至る。
ムラカの歴史終わり。

大まかに分けてムラカの街には「ポルトガル支配時代」「オランダ支配時代」それぞれの文化が共存している。教会などの建物や広場は、それぞれの歴史が反映されている最たるものだろう。

ポルトガル支配時代

サンチャゴ砦。
壊したのは19世紀のイギリス。


 セントポール教会跡。
ここは同名の、セントポールの丘を登った先にある。
観光客めっちゃいる。


右手の欠けたフランシスコ・ザビエル像。

先ほどの教会の外にある。教科書で見た顔とやや異なるが、ザビエル間違いなし。
ちなみにザビエルの死後、彼の遺体はインドのゴアに移された。そして60年後、偉い人の命令で右腕が切断される。現在それはイタリアのローマにある、ジェズ教会に安置されている。

嵐によって右手がもげたこの像は、偶然にも彼の遺体と同じ姿となり、この場所に立ち続けている。


おまけ。
ザビエルの功績を称え、1849年に建てられた教会。
その名も、フランシスコ・ザビエル教会。


オランダ支配時代

オランダ広場。
教会に時計台、旧総督邸などが並ぶ。
オランダ支配時代の見応えのある建築物は、この周辺に固まっている。


1753年に作られた教会。
さっきのザビエル教会がカトリック教会、こっちがプロテスタント教会。

何が違うのかさっぱりなので調べることにした。
読点の前がカトリックで、読点の後ろがプロテスタント。

儀式を典礼と呼ぶか、礼拝と呼ぶか
位階制度(司教、司祭、助祭)を認めるのか、否か
聖職者は神父か、牧師か
聖職者は独身でなければならないのか、結婚できるのか
聖人の存在を認めているか、否か
聖書のほかに聖伝を信仰するのか、聖書の言葉のみ信仰の対象なのか
聖書の細かい解釈まで教会が決めるのか、個人の自由なのか
偶像崇拝(例:十字架に貼り付けられているイエス・キリスト)の有、無
装飾がゴツかったり派手なのか、素朴だったりシンプルなのか

有名どころでいうと、スペインのバルセロナにあるサグラダファミリアは、カトリック教会とのこと。
なるほど。

そして二つは同じキリスト教でありながら、なぜ違いが生まれたのか。
ここからは中学か高校の世界史で勉強した気がする。

カトリック教会が権力を持ち腐敗する。一例として、金儲けの為に罪が許されると称した免罪符を売りさばいていた。
それに異を唱えたのがルターって人。
ルターは腐敗しきっている今の教会の言葉よりも、聖書の言葉のみを信仰したほうがよいのではないかと提言し、賛同する人があつまりプロテスタントとなった。

以上。

勉強なんて基本退屈でつまらないもの。
だけど過去に二回面白いと思えた期間があった。
宅建と、海自で私の所属していたパート(電測)の勉強だ。
そして今もそれらに並ぶくらい、面白い。

学校や親などの大人は勉強をしなさいとばかりいうのではなく、勉強の楽しさを上手に伝えてあげることが大切なんだろうなと思う。
ただ自分が小学生の時くらいの頃、勉強は楽しいぞ、なんて言われても流して終わってしまうかもしれない。というか間違いなく終わらせていた。
やっぱり大事なのは家庭かな。
家庭で親がテレビばかり見ているのではなく、楽しく勉強している姿を見せていれば子供はおのずと勉強に興味を持つかもしれない。


自分が大人になって子供が出来たら、その子には勉強って辛いのではなく楽しいものなんだと思ってもらいたいな。
その前に、結婚を考えるような相手が欲しい。なんちゃって。


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